教授からのメッセージ

一日に一度は空を見上げると思います。また、日々の天気も気になりますよね。では、その「空気の中身」について考えたことはあるでしょうか?地球の大気中には実に様々な成分が微量に存在しており、太陽の光を受けて化学反応をしながら、世界中に運ばれて、やがては地面に落ちるという一生を送ります。空気の中身を「化学」の視点で研究するのが「大気化学」です。純粋に地球の大気に興味がある人、パリ協定など世界の気候変動問題に興味がある人、途上国の環境汚染と持続可能な開発に興味がある人は、ぜひ当研究室の門を叩いてください。

室長 谷本浩志

研究室概要

研究室概要

「化学」の視点を持ち、地球規模における環境問題、特に大気汚染や気候変動の問題について、フィールド観測やモデルシミュレーション、衛星観測データの解析を通じて取り組んでいます。地球大気化学国際協同研究計画 (IGAC) に深く関わり、持続可能な世界における大気化学の役割を国際的に推進しています。
大学院の研究指導は、つくば市の国立環境研究所で行います。

年間スケジュール

  • 4月
  • ガイダンス
  • 5月
  • 新歓
  • 8月
  • 夏季休暇
  • 12月
  • 冬季休暇
  • 2月
  • 卒論提出
  • 3月
  • 卒業式

大学院生募集中

当研究室は、国立環境研究所と名古屋大学との連携大学院協定に基づいて2020年からスタートしました。日本で唯一の環境を総合的に研究する国立環境研究所の谷本浩志プログラム総括・地球大気化学研究室長が客員教授(連携教員)として名古屋大学に籍を置いて大学院生の教育・研究活動を行う研究室です。教育、研究、進路指導については、名古屋大学では、角皆・中川研究室ほか大気水圏科学系・物質循環科学講座の各研究室と連携・協力して行い、国立環境研究所では、地球システム領域地球大気化学研究室メンバーほか様々な研究スタッフとも協力して行います。

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