Voice
メンバーの声
国立環境研究所 地球大気化学研究室に所属していたメンバーに、実際に働くうえで感じたことや目指す未来について聞きました。
大森 裕子
国立環境研究所在職時のポジション
特別研究員(2011年4月〜2014年3月)
現職
筑波大学生命環境系 助教
(筑波大学大学院 理工情報生命学術院
生命地球科学研究群 環境科学学位プログラム)、
国立環境研究所 地球大気化学研究室 客員研究員
研究室の雰囲気
みんな研究に集中して静かな雰囲気ですが、お昼休みには一緒にお弁当を食べながら和気あいあいとした、とてもメリハリのある研究室でした。
また、特別研究員(ポスドク)が常に2~3人は在籍していましたが、皆異なる研究をしていたので、セミナーでは様々な分野の話を聴ける機会が多く、とても刺激的でした。
谷本教授はどんな人?
研究室に来たばかりの頃は、厳しくて怖いイメージでした(笑)。
谷本教授に出会ってから10年以上経った今、研究に対する厳しさは変わりませんが、若手研究者を独り立ちできるよう育ててくれる優しさを強く感じます。
どんなに忙しいときでも、国内外のゲストに細やかな気配りをされる、思いやりのある教授だと思います。
– My envisioned future
目指す未来
現在私は、筑波大学で気候・大気環境に影響を及ぼす海洋微生物由来の有機物の動態を研究しています。
国立環境研究所の地球大気化学研究室に在籍中、谷本教授から「現象の本質を見極めること」を鍛えられました。
現在の地球環境の変化はスピードが速く非常に複雑ですが、その中で海洋微生物と気候・大気環境との関わりについて本質を見極められる研究者を目指します。